自分の人生と死を本気で考えた事はありますか?

はい、おはようございます。

私は、10年ほど前に死を覚悟した事が有りました。

当時、営業の仕事をしていたのですが、相当酷いギックリ腰の状態のまま、クルマで得意先をまわっていました。

休みの日に、自家用車で移動する際にも辛く少し強い振動で「うぅっ」って声がでる程でした。

それに対し元妻が「動けてるのに、そんなに酷くないやろ?大げさやねん、一回病院行きや!」と言われ、翌日、整形外科へ行ったんです。

 

そしてレントゲンを取り診察・・・

 

医者『酷いですわこれ、辛いでしょ、動けてたんですか?』

私『はい、仕事行ってクルマで一日中走ってました。』

医者『凄いですね・・・でも、もう治りつつあるので、今さら何も出来ないんですよ』

私『もう少し早く来たほうが良かったですかね?』

医者『そうですね。普通は皆さん、痛いと思ったらスグに来るか、これだと動けないですからね。』

私『そうですか、では温感湿布でも貼って我慢するしかないですね(笑)』

医者『まぁ、そうですね。と、それよりもですね気になるんですよ。ここ・・・』

私『へ?』

医者『骨盤の、この部分なんですがね。見てわかると思うんですが色が違うでしょ?』

私『はい、白くなっているところですよね。』

医者『そうです。専門ではないしレントゲンでは何とも言えないのですが、スグにMRIなどの精密検査を受けてください。』

私『え?そうなんですか?』

医者『骨密度が高くなっているだけなら良いのですが、考えにくいので・・・出来るだけ早急に精密検査を・・・』

私『ええぇ?そんなに?』

医者『命に関わる事も考えられますので・・・骨密度が高いだけなら良いのですが・・・是非、大きな病院で検査を受けてください。』

私『はい・・・』

 

ぎっくり腰の診察のはずが、なんか偉いことになってしまった感じでした。

帰って、レントゲンの状況、医者からの言葉などを元に調べまくった。

可能性として出てきたのがと言うか、それしか出てこなかったのだけど骨肉腫の疑いだそうです。

 

整形外科へ電話し、医者に確認してみた。

 

私『先程、心配されてたのって骨肉腫の疑いって事でしょうか?』

医者『言い切れる事は何もないのですが、精密な検査を受ける事をおすすめします。紹介状とレントゲンを用意しますので取りに来て下さい。』

 

否定しない・・・ってことは、それ疑ってるよね・・・何とも言えない気分でした。

言い切れないけど、多分そうって言われている様な・・・でも骨肉腫って中学生ぐらいまでに多い病気だからなぁ

30代で無いことは無いけど、珍しいパターンやしなぁ・・・どうしたものか、でも医者の焦り方が普通じゃなかったし・・・

取り敢えず、元妻にでも相談してみようか・・・と言う事で元妻が帰宅してから話し始めた。

 

私『動けてる事に疑問を持たれるぐらい、かなり酷いぎっくり腰で治りかけてるから何も出来ないらしい』

元妻『えぇ~そうなん・・・ほな、相当痛いな・・・ぎっくり腰は痛さわかるわ・・・大げさ言うて、ごめん』

珍しく誤った元妻(笑)

私『それよりも、レントゲン撮った結果で、(説明略)って医者に言われたんやけど、どこの病院行ったらエエやろ?』

元妻『え?何言うてるん?そんなんMRIなんて、なんぼかかると思ってるん?受けんでええよ!』

私『そうなん?医者はかなり必死に言うてたけど・・・』

元妻『大丈夫やって、骨肉腫なんて10代しかならへんし、だいたい、痩せてもないし元気やん。』

私『まぁ、そやけどな・・・』

 

私の心の声 (確かに骨肉腫が見つかった所で治療するつもりも無いからなぁ~検査受けんでも、もしそうなら、近々、必然的に受ける時が来るやろう!)

 

と、言う事で検査は受けず・・・結果としては10年生きてます!(笑)

 

でも、この時は正直、死を意識しました。

動ける限り仕事をしよう。

動けなくなったり、日によって調子が悪くなるような事になった時には、会社にどう伝えようか・・・

母親になんて伝えたら良いのだろうか・・・など、色々と考えましたが、何か起こってからで良いかなぁと考えるのを止めました。

なぜ、私が検査も受けて無いのに、ここまで想像したのか・・・

父方の祖母が胃癌で、胃を全摘出したこと
父方の祖父が大腸癌で、摘出したこと
父が膵臓癌で48歳で他界したこと

そして私は父に似ていると言われる・・・
自分に癌が見つかっても、おかしくないと常に思っています。

だからなのか、驚き悲しさとかではなく、即座に覚悟したのを覚えています。

 

一度、死を覚悟すると少し考え方が変わります。

もし、本当に癌などの病気なら、今できる事を楽しんでやろうと思えた事、それにより、仕事や趣味に取り組む姿勢が変わった、子どもたちとの接し方が変わった、色々な考え方の方向性が変わりました。

 

だけど、やっぱり怖いのは事実ですよ!

ただ、覚悟が出来ているだけで怖さは拭えない。

だから生きていられるんだけどね!

 

あなたは死を意識したことがありますか?

人は必ず死にます。
その死について冷静に考える時間は、人生に何か意味や違った見方をもたらすのではないのでしょうか・・・

何に対しても、楽しさを見いだせないでいるのであれば、一度リアルに死を意識してみて下さい。
余命を宣告されたら、突然事故にあって亡くなったら・・・怖くなったら止めて下さい。

そして、どうしても不安が拭えない場合は、ご連絡下さい。

ではでは、また

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