サイレントバツイチ物語 ~結婚適齢期の女性に起きた悲劇とそれから~ 第八話『えっ?何?』

第八話 『えっ?何?』

○登場人物(全て仮名です。)
妻 : 物語中では【亜希】 話の主人公です。
妻の元彼 : 物語中では【史作】
私 : 物語中では【慎吾】

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浮気発覚、別れ話から1ヶ月・・・

 

もう別れたと思っていた。

それなのに突然、史作から電話が・・・

 

史作 『こっちの地域は俺には合わない!

    こっちの女が作る飯も俺の口には合わない。

    やっぱり、亜希が作る飯が食いたいから

    大阪に帰る!』

 

私 『何を勝手な事を言ってるの?

   別れたいって言ったのは史作やで!』

 

史作 『亜希は別れへんって言うたやん』

自分の意地を呪いたい・・・

 

私 『大阪帰って来るのは自由にしたら?私は知らない』

 

史作 『・・・・じゃぁ、地元に帰る。』

 

私 『どうぞ』

 

数日後・・・・

また、史作から電話が・・・

 

史作 『地元に帰って仕事を探したけれど見つからない・・・』

 

私(心の声)「単純に帰省しただけでしょ・・・2日しか経ってないよ・・・」

 

私 『頑張って探せば?』

 

史作 『やっぱり、大阪に帰る』

 

私 『好きにすれば?』

 

そして、さらに数日後

会いに来た・・・

 

史作 『お互いにさぁ・・・独りで家賃を払ってても

    お金が勿体無いやんか、だから一緒に住めば

    家賃も助かるやんかぁ・・・』

 

私 『はぁ?なんで、そうなるの?』

 

史作 『だって、亜希は別れへんって言うたやろ?』

 

私 『まずは、浮気するならバレない様にしろ!』

って叫んだ私・・・

(バレなきゃ良いのか昔の私よ)

 

怒りながらも、気持ちはどんどん流れていく・・・

言いくるめられて同棲を決意・・・

 

大馬鹿ですね。

 

実は、私も転職予定で、独身寮(マンション)から

引越しする必要があり、部屋さがしなどのタイム

リミットが迫ってきていた時期でもあり、タイミング

が良すぎたのも流されてしまった要因でもあるん

ですよね。

 

でも、この直後に、後悔することになるのですが・・・

 

今回は、ここまでです。

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この物語は私の妻の協力により、事実を
元に作成したお話です。

登場する人物、地域などに関しては、

全てフェイクや脚色を加えています。
実在の人物や地域では有りません。

更には、物語中の事件などにも若干の

脚色も加えています。

フィクションとしてお読み下さい。

 

サイレントバツイチとは、5年、10年と

長期交際後、婚約したものの、婚約破棄

された人を表現しています。

戸籍上は無傷ですが、ほぼバツイチと

言う意味です。

※ 私達が勝手に作った言葉です。(笑)

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