第三話『泥沼』
○登場人物(全て仮名です。)
妻 : 物語中では【亜希】 話の主人公です。
妻の元彼 : 物語中では【史作】
私 : 物語中では【慎吾】
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前回の様に、私が置いてある食べ物を勝手に
食べる事が、多々あった・・・
もう、既に王様のように、なってしまっている史作・・・
私の部屋の冷蔵に入っている物を勝手に食べる
なんてもの、当たり前になっていた。
しかも、食べた事も教えてくれない。
私が食べようと思った時には、無くなっているので
何で無くなってるのかと騒いでいると、面倒臭そうに
史作 『俺が食ったのに有るわけがないやん』
私 『何で勝手に食べるの?』
史作 『お腹が減ったから』
私 『だから買い物に行ってるのに意味ないよね』
史作 『あぁ!うるさい!面倒くさい!』
と言って腕?肩にパンチ・・・
肉体労働もしている男性で力もある
当然、青あざが・・・
この頃から、叩く、掴んで引き回すなどの暴力が
日常茶飯事となっていった。
史作 『腹が減る前に飯の用意してれば問題ない!』
私 『私が作った物、食べへんやん!』
史作 『賞味期限切れの物ばっかり、食わすからや!』
私 『作るものに賞味期限切れは使ってない!史作が
勝手に食べた物だけやん』
脇腹にパンチ・・・
私 『うっ・・・』 ← 声が出ない
史作 『賞味期限切れの物を置いてるから悪いねん』
私 『私が食べるから放っといて勝手に食べるからやん』
脚にパンチ
私 『痛っ!さっき勝手に食べたアレも期限切れてるよ』
私の肩を強く掴みながら振り回す・・・
史作 『お前のせいで、また腹が痛くなってきたやんけ!』
私 『痛い!痛い!
都合がいいお腹やね、知ったら痛くなるんやね
早くトイレに行ったら?ここで漏らさんといてよ!』
史作 『お前が悪いんやろ!ぼけぇ!』
太ももに蹴り・・・トイレに走る史作
すぐに、トイレから戻り・・・
史作 『なんとか治ったわ』
私 『お腹壊してた?』
史作 『壊してない!でも痛くなったんやから、
お前が悪い!』
私 『・・・もう、そう言う事で良いよ・・・ごめんね』
気付けば、すでに三年の月日が過ぎていた・・・
今回は、ここまでです。
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この物語は私の妻の協力により、事実を
元に作成したお話です。
登場する人物、地域などに関しては、
全てフェイクや脚色を加えています。
実在の人物や地域では有りません。
更には、物語中の事件などにも若干の
脚色も加えています。
フィクションとしてお読み下さい。
サイレントバツイチとは、5年、10年と
長期交際後、婚約したものの、婚約破棄
された人を表現しています。
戸籍上は無傷ですが、ほぼバツイチと
言う意味です。
※ 私達が勝手に作った言葉です。(笑)
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