第五話 『別れ』
○登場人物(全て仮名です。)
妻 : 物語中では【亜希】 話の主人公です。
妻の元彼 : 物語中では【史作】
私 : 物語中では【慎吾】
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『えっ? えっ?気が遠くなる・・・なんで?』
首をしめられてる・・・・ヤバい殺される。
驚きすぎて、抵抗出来ない・・・『でも何で?』
と考えているうちに、首から手が離れた・・・
驚きと、恐怖と、パニックでその場に座り込んでいた。
咳き込み、必死に呼吸をする事しか出来ずに
放心状態、何がおきたのか状況が把握できない。
暴れながら、乱暴に扉を開き外へと出ていく史作の姿が
視界に入りましたが呼び止める事も文句をいう事も出来ずに
見ているだけしかできませんでした。
首が痛く確認しようと鏡で見たのですが・・・
綺麗にと表現すれば良いのでしょうか?
ロープでもかけられた様に跡が付いていました。
跡が消えるまでは、仕事にもいけませんでした。
こんな跡の説明も出来ないし、本当の事を言うと事件・・・
どうしたものかと、悩みましたが2日ほどでほぼ消えた
ので、助かりました。
史作からは、メールすら何の連絡もありません。
突然来たりするんじゃないだろうかと言う不安や恐怖が強く、
寂しさはまったく感じませんでした。
少しの不安はありましたが、毎日、目の前の事にビクビク
するような生活から開放され、少しホッとしている自分もいました。
流石に、このままではいつか殺されるのではないかと
思い、別れを決意しました。
が・・・
今回は、ここまでです。
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この物語は私の妻の協力により、事実を
元に作成したお話です。
登場する人物、地域などに関しては、
全てフェイクや脚色を加えています。
実在の人物や地域では有りません。
更には、物語中の事件などにも若干の
脚色も加えています。
フィクションとしてお読み下さい。
サイレントバツイチとは、5年、10年と
長期交際後、婚約したものの、婚約破棄
された人を表現しています。
戸籍上は無傷ですが、ほぼバツイチと
言う意味です。
※ 私達が勝手に作った言葉です。(笑)
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